国内では数少ない低圧金型鋳造法を主力とする特色ある銅合金鋳物メーカーです。
一般的な黄銅に限らず一部青銅でも金型鋳造法を用いて銅合金鋳物を量産ベースで生産・供給することが可能です。
また、シェルモールド法、スタック法、Co2法等の複数種類の鋳造プロセス設備も保有し、さまざまなニーズに対応いたします。
鋳物製品の供給以外に、金型鋳造等の特性を活かした銅合金素材の開発、製造工法開発業務を大手銅合金素材メーカ・大手銅合金鋳物メーカ・大手水栓金具メーカ向けに行っております。
現在以下の3種類の工法を採用し設備構成しております。
- KWC社製低圧金型鋳造機による金型鋳造法(上部写真右)
- 金型を用いた重力鋳造法
- シェルモールドによる砂型鋳造法
- Co2 プロセス
複数の工法による生産体制が確立している上、使用する中子は全て内製化している為、工法以外にもさまざまな御提案が可能です。
- 鋳物製品の用途や材質に合致した生産方法
- 従来の工法に比べ廃砂量の削減可能な生産方法
- 汚染度の低い廃砂の排出等環境を考慮した生産方法
- 歩留りと性能をバランスよく考慮した鋳物製品形状
中子成形部門
社内で使用する中子やシェルモールド主型を100%内製しております。
再生砂の利用や廃砂量の削減等で工場廃棄物を軽減。環境に配慮した生産体制・手法を実現できます。
鋳造主要設備
- 低圧金型自動鋳湯機(KWC社製) 2機
- 低圧金型鋳造機用1.8トン低周波保持炉 4機
- 高周波炉 1機
- 中子成型機 6機
- ショットブラスト 2機
- 加熱炉 1機
- 鋳物切断用プレス 3機
- Co2プロセス設備
- ダンプ式シェル造型機
生産能力 最大月間 70トン(鋳物製品ベース)
検査・実験設備
- 発光分光分析装置